二刀流 大谷翔平の記者会見
シーズン中とは少し違った少しリラックスしたやわらかい空気で語った。
随所に感じたのは、まだまだレベルアップしなければならない。
全然満足していない。
といった新人王獲得も終始謙虚に語る姿勢であり、日本人らしい面や悔しさをも感じ取れた。
本人のなかでは、初のメジャーでのプレーでわからないことだらけで本当に大変だったと思う。
その中で始めてのピッチャーの球筋を実践の中で見極めて行くのはすごく難しかったと思う。
それでも言い訳はせずに、出てくる言葉はほぼ反省材料だった。
『怪我による離脱にチームに迷惑をかけてしまった。
来年はバッター一本で行くことになると思うが今年のぶんも取り返す』
という言葉にファンもすごく来年への期待をしてしまう。
チームメイトに恵まれた
その中でも相手やチームメイトを称えている。
『チームには気さくな人が多く、
いいチームに入って良かったと思う。
特に影響を受けたチームメイトはマイクトラウト。
彼からは技術も人間性も見習うことしかない』
と語っていた。
可愛がられるキャラクターで真摯に野球に取り組んでいるからこそ、スター選手にも可愛がって貰えるのだろう。
技術面はメジャーにアジャストしなければいけない
技術的な面については、『日本で取り組んできた形でやりたがったが、少し変えて取り組んだのがいい方向に転がった』
と言っていたが、実践しながら適応しながら対応してきた事がこの言葉からもプレイスタイルからも感じ取れた。
これは野球においてのみ重要なことではない。
そして行うが難しである。
オリンピックにいついて
記者の突っ込んだ質問の中にオリンピックについてはどうかというのがあった。
自分が選ぶ側ではないと前置きした上で、オリンピックに関しては興味があるので出場したい。
と話した。
怪我がなければオリンピックでは日本代表として日の丸を背負って
JAPANのユニフォームをきてほしいし北海道ファンも心待にしているだろう。
常に前を向き、変化を恐れず、適応しながら活躍した一年を話したいい会見だった。